二十日大根の育て方と、20日じゃ収穫できなかった栽培記録!ベランダ菜園に最適です(´∀`)
二十日大根(はつかだいこん)は英語でラディッシュ。
小さくて赤く丸い大根です。
春から秋にかけて、真夏と真冬をのぞけばいつでも種をまいて栽培することができます。
発芽温度が15度~28度くらいなので、真夏や真冬は難しいようです。
はつか大根という名のとおり、暖かい時期に種まきすれば1ヶ月もたたずに収穫できるお手軽野菜。
ベランダガーデニングの入門野菜としても人気です。
ラディッシュのベランダ栽培は、関東から南の地域では2月末~3月頃から種まきを始め育てることができます。
都内での種まきですと、冬の寒さが終わり気温が15度くらいになる日がある3月頃が良いです。
ラディッシュや大根の種は、嫌光性と言って、種に光があたると発芽しにくい種類です。しっかり土をかぶせてあげましょう。
二十日大根の種は筋蒔きと言って、割り箸などで土に1列の線をほって、そこにつぶつぶと蒔いて育てる方法がすすめられます。
でも二十日大根は発芽率も育ちも良いので、あまり密集して筋蒔きしてしまうと間引きがタイヘン!
種が新しい場合は最初から5cm間隔くらいで蒔けば間引きせずにそのまま収穫まで育てられます。
と言っても間引きした双葉は「かいわれだいこん」として食べられますから、それを楽しみに蒔いてみるのも良いですね。
二十日大根の種を蒔いたら、温かければ2~3日で発芽します。発芽まで毎日お水をあげて土が乾かないようにしましょう。
プランターや土は100円ショップで売っているものでも十分です。場所によっては種も100円ショップで買えるようですね。
土は野菜や家庭菜園用に調合してある土があればそれを使います。私はそれに、腐葉土とパーライトを加えることが多いです。
腐葉土は土にさらに栄養を与え、パーライトは土の中に空気の層をつくってれて根が蒸れません。
でも、こんなことしなくてもラディッシュなら簡単に育ちます^^
買ってきたばかりの土でしたら十分に栄養がありますから、追肥は不要です。
何度か使った土で育てる場合、もし余った肥料があればパラパラとほんの少し、株にあたらないようにあげてみましょう。肥料のあげすぎは逆に成長を脅かしてしまうので要注意です。
筋蒔きして密集して生えてしまった場合は間引きをします。双葉のうちに間引きをすると楽ですし、間引いた双葉はかいわれだいこんとして食べることができます。
発芽して根元がピンク色に色づいて見えたり、明らかに葉や茎と違う色の茎が見えたらそこが大根になるところです。土をかぶせてあげましょう。
発芽後の水のやりすぎ、水やりの忘れは禁物です。水をやりすぎても水がなさすぎてもラディッシュが割れてしまいます。
収穫時期を逃すのも実が割れてしまう原因になるので、そこそこふくらんだら美味しいうちに食べちゃいましょう。
温かい時期で20日~30日で収穫です。春の3月蒔きなどでは1ヵ月半くらいかかるかもしれません。
1週間ずつ時期をずらして種まきして育てると、毎週美味しいラディッシュを食べることができます。
でも、種があってプランターが空いているのに種をまかないで我慢するって、ガーデニング好きには難しいですよね(^-^;)